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不倫されて離婚。間男、元嫁のその後 3 http //love6.2ch.net/test/read.cgi/furin/1191619953/ 604 :名無しさんといつまでも一緒:2008/01/09(水) 02 10 07 0 602じゃないし、俺の同級生Aの話なんだが。 Aはハンサムではないが、人の気持ちがよくわかる、気のいい優しいやつ。 アホなことやって周囲を笑わせてたりしてたせいか、妙にモテる男だった。 アイドルの卵みたいなかわいい娘Bと婚約までして某有名企業に就職して、 俺達の間では 出世頭だな なんて言ってたんだ。 ある日、A親の所へ連絡があった。 「Aさんが出勤してこないんですが居場所をご存じないですか?」 A親は知らないしBも知らない。俺達にもA親から連絡があったが誰もわからない。 警察に捜索願を出して、会社の寮の部屋へ行った。 Aの荷物回収でA親と俺達何人かで行ったんだが、貯金通帳・財布はそのまま、 食べる寸前だったろう茶碗にご飯がてんこ盛り状態のままだった。 事件じゃないかって思ったがA親の事を考えると俺達からはなにも言えず、 ただただ息子の帰りを待つA親を見ているのが辛かった。 しばらくするとある噂がたつ。Bがその上司Cと浮気をしていた と。 それほど大きくは無い街だから話の周りが早い。 BとCらしき男が二人で公園に居るところを見た事がある後輩もいた。 Aの荷物回収の時も、初期にAを探し回った時も、たしかにBは積極的じゃなかった。 そのこととAの失踪が重なって「BとCが邪魔者Aを・・・」って所まで噂は育ったんだが、 息子の無事を信じるA親は強く噂を否定していた。 605 :名無しさんといつまでも一緒:2008/01/09(水) 02 25 30 0 後日、BとCの不倫の噂は本当だったことがわかった。 C奥が証拠を掴んで親権と慰謝料をとって離婚した。 噂の初期、B親は娘をかばって噂の火消しに躍起になってたが、 (俺がB家を貶めようとしてるんだろって殴られたこともある) C離婚後、B家庭は崩壊した。 「もしかしたら・・・」って思ったんだろう、結果的にB親は亡くなった。 それがさらにBとCを追い込む噂を呼んだ。 C離婚当初はまだバラ色だった二人だったが、疑心暗鬼を呼んだか目が覚めたか、 警察が出動するくらいの大騒ぎの後、別れたんだがCが狂った。狂ったとしか思えなかった。 親が施設へ強制入院させることになった。 Bはまともな職に就けず、転々としているうちに流れ流れて結局は命を絶つことになった。 607 :名無しさんといつまでも一緒:2008/01/09(水) 02 44 59 0 BもCも遠くへ逃げなかったのは意地にもなってたんだろう と思う。 Aの父親は、A失踪の翌年、病没。 Aの母親はそれから10年以上Aからの連絡を待ち続けて居たんだが、 去年の夏、Aから実家に電話があった。 何故なのか、何処に行ったのか色々聞こうとしたが答えてはくれず、 父親が亡くなった事を聞いて、ただ泣いたそうだ。 で、Aが正月、A実家に来た。Aから連絡があったことはA親から聞いていたが、 正月に直接連絡があった時は驚いたよ。 同級生何人かで会って酒を呑んだけど、俺達もあの時のことは何も聞けなかった。 失踪前のAと雰囲気が変わってて、何があったのかなんとなく想像できた。 「Bが今どこにいるのか?」とあの後のことで1つだけ質問があったが、 「とても遠くに居る」誰かが答えると「そうか」と頷いていた。 BとCの不倫が本当だったとわかった時、Aのことをヘタレって思ったが、 本人を目の前にして、話をしてみて、簡単に思ってはいけない場合もあるんだなと。 得したものは誰も居ない話。 616 :604:2008/01/09(水) 10 49 44 0 風邪引いて連休中だ。ニートじゃないんであしからず。 Aの失踪の原因だが、金も職場の人間関係もありえない。 当時、俺達同級生が話し合った時に思い至ったのは、 俺達がAを追い込んでしまったんじゃないかって事。 Aの就職もBとの婚約も、親はもちろん俺達も喜んでいた。羨んでいた。 それが逆に、Bの不倫を知ったAの相談相手を奪うことになったんじゃないか? って。 確かに、本人が語らない以上、本当のところは想像するしかないんだが、 Bの不倫しか思い当たる節が無い。 Bはバイトからそのまま就職だったんだが、Cとはバイト時代からだったらしい。 A失踪後しばらくも隠れていちゃついてたんだが、 Cが離婚してからは 堂々と 二人で棲んでいた。 B親が噂の火消しに躍起になってたときも「したいヤツにはさせとけばいい」って感じだったが、 唯一の支援者が居なくなった時、壊れた。 Bはまともな職に就けず、かといって引越をすることもなく、 噂に囲まれたままその日暮らしを続けてた。 風俗まで落ちてたんだが、男遊びは激しかったらしい。 遊んだ ってより 遊ばれた方だが。噂を聞いたゲスな男が群がって。 何度もリスカをやらかして、店追い出されて、最後は街角に立ってたそうだ。 数え切れない程の挑戦が実って、アパートの共同フロで見つかった。 617 :604:2008/01/09(水) 10 50 53 0 Cは徐々に攻撃的になってた。 Bと別れる頃はDVが凄かったそうだ。 Bも反撃してたらしく、二人が住んでた近所では超有名だったよ。 元奥の所に押しかけたが追い払われ「Aとうまい事やりやがって!Aを出せ」て叫んでたらしい。 Aと元奥が罠を仕掛けたと思い込んでたんだろう。 Aと似た年恰好の男を見たら、誰彼構わず殴りかかるようになるまで時間はかからなかった。 Cは早々に親から見離されてたんだが、世間様に申し訳が立たない と引き取った。 親達がCを取り押さえる現場を同級生が偶然見かけたんだが、 その時のCは、黒ぶちの伊達眼鏡とオールバック、ジャージの上にアロハシャツを着て、 スラックスの上に色違いのルーズソックスを出して、革靴を履いてたそうだ。 最終的に施設送りになった。 618 :604:2008/01/09(水) 11 07 40 0 らしい そうだ が多いのは勘弁してくれ。 ずっと見張ってたわけじゃないんで。 B親は教育家族ってーのかな、教育熱心で割と有名だった。 溺愛もしてたんだろう、娘がそんなことをするはずないって調子で、 俺や他の同級生が殴られたり、A父親の病室にまで「抗議」に行ってた。 でもC離婚とその原因という現実を突きつけられて、 抑えられない噂に囲まれて、極端に外出が少なくなって、 死後かなり経ってから隣人に発見された。 一連の騒動後、近隣のホテルが数件潰れた。 タイミングが良過ぎる所為か「不倫してた→やめた」ヤツがそんなに居たのかって思った。 625 :604:2008/01/09(水) 14 42 31 0 最後ね。 B親を訴えようとするヤツはいたが、誰も訴訟は起こさなかった。 代わりにBだけでなくB親に対する噂が広がるだけだったよ。 呑んでる時、誰かがAに「今 住んでるのはいいところか?」聞いたら 「いいところだよ」はにかみながら答えてた。 少なくとも、辛い思いはしてないんじゃないかな。 騒動についてもう一度考えたんだが、 Aの失踪がBの不倫じゃなかったとして だ、 Cが離婚したのも不倫の噂が立ったのもBとCが原因。 失踪が噂の助長はしただろうが、それは一端に過ぎない。 プリがこの話を読んだら全てをAの所為にするかもしれないが、 そんな都合のいい話、最後はB親ですら信じてなかっただろう話だ。 現実から目を背けるのはいいが、気が付いたときは抜け出せなくなる事もある。 この話でなにかを感じてくれれば、Aも喜ぶんじゃないかなって思う。そう 信じたい。
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主に本スレ39を元に記述, これ以外からの出典の際は適宜注釈を入れている また、新たに知り得た事実・情報については、過去の情報に抹消線を引いた上で追記していくものとする ある程度情報がまとまってきた時点で、再度レポートを書き起こすものである 経緯 前兆 主人公「」、霊感とは頻繁に会ってはいない,「最近パチスロとかで見ないな」という噂を耳にする (時期は不明) 主人公「」、「(霊感が)家に帰ってきていない」ということを(霊感の)弟に聞く (2005/11/04,Fri 15 39 32) [S07] -スクーターに乗っていた(霊感の)弟を呼び止めて 発覚, 調査 ハマ、急に主人公「」宅を訪問 (2005/11/16,Wed 17 59 59) [S11] 主人公「」、ハマとともに外出 (2005/11/16,Wed 18 03 42) [S11]移動中に霊感失踪の件を聞く 空腹を主張、ハマに夕飯をおごってもらう 霊感の実家(アパート,千住)に到着 (2005/11/16,Wed 22 00頃)空き家である事(カーテン無し, 表札無し, メーター停止)を確認 再び話ながら移動同時にチャイナを探すが見付からず 帰還 報告 主人公「」、二次裏@双葉[dat] にスレ立て及び報告 (05/11/17,Thu 01 57 37) 証言 霊感弟 (2005/11/04 遭遇時の発言と思われる) なお、家族を含め別の場所に引っ越してしまっているため、再度会って話を聞くことはできない 「どこぞの女の家じゃないっすか?」 ハマ 調査動機 頻繁に霊感と連絡は取ってはいない、しかし多少のつながりはあったと思われる 故に何処かで誰かに失踪の噂を聞いたのでは無いか? (ハマ本人から確認は取れていない) (主人公「」の知らない)霊感の友人とハマが友人関係にあり、その人物から失踪の事を聞いて興味を持つ [S12]ハマと霊感の間に直接面識があったか否かは不明, ただしあったとしても薄いと考えられる 霊感宅の状況等を鑑みた結果不可解と感じ更に調査を進める 単独調査 (調査時期 1-2週間程度前) 霊感宅(実家では無く一人暮し先のアパート,千住近く)へ行き、「親戚の者」と称し(大家に頼んで)部屋に入れてもらう家具など部屋の状態はそのまま 争った形跡等は認められない普通の部屋 冷蔵庫も普通 霊感の写っている(卒業アルバムを含めた)写真のみ異様な状態燃えたり切り取られたりとズタボロ マジックなどで黒く塗り潰されていた (主人公「」の記憶はこのへん曖昧) 霊感の写ってる写真はもう綺麗に(全て)上記のような状態 霊感の実家へ行くも不在, 引越し? 失踪? 追記事項 霊感の親から大家へ(一人暮し先)アパートの家賃及び退去金が既に支払われている [S12] 未確認事項 霊感の姿を最後に確認した人物、場所、時間 (霊感の)家族が引越した日時、転居先 (旧電話番号も判らない) ここ1週2週だとは思うのですけど (主人公「」談) 疑問点 ハマが失踪事件を調査するに至る動機がいまいち曖昧 なぜハマは霊感の行方不明、部屋の状態を知りながら関係機関に連絡を入れていないのか?大事にはしたくない? 届けられない理由がある? 警察も辞めとけ。私らなんぞより親しい人がやってるだろうさ。 (ハマ談) [S12] 同様に、なぜ主人公「」に対して「大きな騒ぎにしない」という約束をさせたのか? 坊主とか神主とかには話したか? 話してないっす。大きい騒ぎにしない、という約束でハマさんから聞いたので。 (主人公「」談) 考えうる可能性 現時点では判断材料が乏しく、同時に今ある情報の大半が非一次的なものであるため、可能性等を考えるには困難 要確認事項 人づてに聞いた話を鵜呑みにするのでは無く、自分の目と足で事物を確認する別人を伴って霊感のアパートへ行く名義はどうなっているか? 表札, ポスト, 自転車 etc. アパートの隣人或いは大家に何か聞いていないか確認する 一人では無く複数の知人に確認を取る 公的機関に問い合わせる警察に捜索願等が出ているか確認 住民票移籍の確認 (難しい?) できれば霊感の実家と連絡をとり事実確認を行う 今後について 色々調べた結果失踪の可能性が高いと判断したのであれば関係機関(千住警察署)に届け出る誰にも告げず霊感が失踪したのであれば、家賃未納/滞納をきっかけとして大家さんが警察に届けを出すただしこの場合発覚まではかなりの時間が掛かる
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~~~~~~~~~~~~~ 「う~い~……」 憂「んっ……」 唯「おはよ~」 憂「あ……おはよ、お姉ちゃん」 唯「んふふ、憂、もう朝だよ」 憂「うぇっ!?」 『6 30』 なんでこんな時間まで寝てたんだろ… お弁当作らないと! 唯「憂のおかげですっかり治ったんだ~」 憂「熱は?」 唯「さっき測ったらね、36.4℃。もう完璧ですっ」 憂「よかったぁ!」 憂「あ、お姉ちゃん昨日お夕飯は……」 唯「ううん、私もあの後ずっと寝てたから大丈夫だよ」 憂「そっか~…。ごめんね、今から朝ご飯用意し……ごほっごほっ」 唯「ういも無理しないでね」 憂「へっ?私は全然大丈夫…」 唯「さっき熱測ったんだよ~憂の」 憂「えっ…」 唯「38.0℃だよ。うい~…ごめんね」 憂「な、なんでお姉ちゃんが謝るの」 唯「私がういに風邪移しちゃったのかも」 憂「だ、大丈夫だよこれくらい……よっしょ」 あれ? なんだか感覚が…… 唯「うい!」 憂「わぁ…」ぐらっ 唯「危なかった~」 憂「えへへ……ありがと、お姉ちゃん」 唯「うい、今日は学校休まないとね」 憂「え?行けるよ、大丈夫だよっ」ごほっ 唯「んも~。憂ったらぁ」 憂「ほんとに行けるもん//」 唯「ほんとぉ?」 憂「うんっ!ちょっと咳が出るだけだし」 唯「うい」ぎゅ 憂「え…」 唯「今日はゆっくり休もうよ。我慢しないで」 憂「お姉ちゃん…」 唯「うい、顔色悪いし、熱あるし、咳してるし。だからね」 憂「大丈夫なのに…」 唯「ううん。見れば分かるよ。だから今日は私が憂を看病するよ」 憂「えぇ!?大丈夫、大丈夫だよぉ。そんなに辛くないし」 唯「憂は強がりだねぇ」 憂「ほんとだよ、お姉ちゃん」 唯「いーの。今日は私が憂を看病しますっ」 憂「でもお姉ちゃん、学校は行かないと」 唯「休むって連絡したよ。みんなにもメールした」 唯「憂が一番大事だからね」 憂「お姉ちゃん…」 唯「早くよくなりますよーに!」 お姉ちゃんと2人で学校行く予定だったんだけもなぁ。 でも、お姉ちゃんと2人で居れるなら、今日はお姉ちゃんに甘えちゃおっかなぁ… ちょっと体もだるいし。ちょっとだけ。 それにしても私、うそついたりお姉ちゃんに迷惑かけたり…… だめだめだよね…… 唯「うい?」 憂「?」 唯「そんな悲しそうな顔しないで」 憂「へっ?全然そんなことは」 唯「いいんだよ~。たまにはお姉ちゃんに甘えなさいっ!」 読まれてるよぉ…。 憂「えへへ…//」 唯「あ、そうだ、お粥でいい?」 憂「あ……うん!」 唯「ふふ、任せなさい!ちょっと待っててね~」 憂「ありがと、お姉ちゃん」 唯「お安い御用~♪」 お姉ちゃんに看病してもらうの、今年に入って2回目なんだ。 お姉ちゃん受験生なのに…… 私がもっとしっかりしないと。 唯「できたよ~憂」 憂「ごめんね、お姉ちゃん」 唯「妹が困ってる時に助けるのは、お姉ちゃんのぎむだからね!」 憂「えへへ…」 唯「ほら~卵ものっけたよ!栄養まんてん」 憂「うん!おいしそ~」 お姉ちゃんの作るものはなんでもおいしいけどね~。 唯「平沢唯特製お粥ですっ。召し上がれ~」 憂「いただきまーす」 唯「あっ!」 憂「?」 唯「やっぱり私が食べさせてあげるよ」 憂「へっ」 唯「いいからいいから~」 憂「うん…」 唯「ふ~…ふ~…」 お姉ちゃんがお粥を食べさせてくれるなんて。 バチどころじゃないし。神様ありがとう……って、 自分のことしか考えてないじゃん私。 お姉ちゃんありがとう。ごめんなさい。 唯「はーい、あ~んして~」 憂「あ~ん//」 唯「ふふ、憂ちゃんおいちいでちゅかぁ~」 憂「おねえひゃん!///」もぐもぐ 唯「冗談だよ~。お味はどお?」 憂「ん~……でりしゃす!!だよ!」 唯「おー?うい、真似したな~」 憂「えへへ…ばれちゃった」 唯「ふふ、でもよかったぁ」 憂「うんっ!」 とっても幸せな朝です! 憂「おいしかった~。ごちそうさま」 唯「よかった~。あとは憂、寝てるといいよ」 憂「えっ…お姉ちゃんどこいくの?」 って私なに言ってんだろ… 唯「これお台所に持っていくだけだよ~。ずっと憂のそばにいるよ」 憂「えへへ…//」 良かったぁ。 唯「ちょっと待っててね」 憂「うんっ」 お姉ちゃんはほんとはとっても優しい人。 ほんとは っていうのも変だけど…。 私が甘えるとお姉ちゃんは一生懸命尽くしてくれるから。 だから私も、いつもお姉ちゃんの力になっていたい。 唯「ポカリ飲んで~」 憂「うんっ」ごく 唯「…あ、うい、わたしお風呂入ってきていい?」 憂「もちろんだよ。気持ち悪いよね」 唯「汗かいちゃったからねぇ……じゃあごめんね、寝ててね」 憂「うんっ。ゆっくりしてきていいよ~」 唯「ありがと~」 私もお風呂入りたいけど……熱あるし。 後でお姉ちゃんに拭いてもらおうかなぁ……なんて。 熱下がって治ったらお姉ちゃんに何作ってあげようかなぁ。 ハンバーグ?カレー?肉じゃが? ありきたりかな… お姉ちゃんのリクエストで決めようかな~。 唯「ういー」 憂「あ、お姉ちゃん」 唯「気持ちよかった~」 憂「よかったぁ」 お風呂上がりでヘアピンしてないお姉ちゃんはなんだか少し、 大人っぽく見える。かっこいいお姉ちゃん。 唯「憂はどお?汗かいてるでしょお」 憂「うん…ちょっと」 唯「よしっ!拭いてあげる!」 憂「あ、ありがと」 …実際やってもらうとなると恥ずかしいかも。 でも、お姉ちゃんなら全然平気。たぶん。 唯「失礼しまーす」 憂「お願いします…」ごくり 唯「…」ふきふき 憂「ふ~…」 唯「…」ふきふき 憂「ごほん…」 唯「…」ふきふき 憂「…」 唯「…」ふきふき わき目もふらずわたしの体を拭いてくれるお姉ちゃん… 無言だと、ちょっと恥ずかしいかも… 憂「お姉ちゃん…」 唯「…」ふきふき 憂「お、お姉ちゃんってば」 唯「ふぇ?」ぴたっ 憂「あ、ごめん、拭いてていいよ」 唯「うん」ふきふき 拭いてていいよって何か違う…!拭いてて下さい、かなぁ? んあああ、もうなんだか熱上がっちゃいそうだよ… 憂「えと」 唯「…」ふきふき 憂「お姉ちゃん」 唯「…」ふきふき 憂「何か食べたいものある?」 唯「え?」ぴたっ いちいち手止めなくてもいいよぉ…お姉ちゃん…… 唯「ん~……って憂、なんか作ってくれるの!?」 憂「え、いや、熱下がったらね~」 唯「うんうん、そうだねぇ……」 憂「なんでもいいよ~」 唯「うなぎ!」 憂「うなぎ。いいよ~。どこで買ってこようかなぁ」 唯「あ、憂のお料理か」 憂「ううん、お姉ちゃんが食べたいものでいいよ」 唯「じゃあさ、カレー!カレー一緒に作ろうよ!」 憂「あぁ、いいね~!」 唯「でしょお!だから憂、早く治れ~」 憂「うんっ!」 お姉ちゃんとカレー。 なんだか楽しみだなぁ。早く治さないと! 唯「ふきふき~…」ふきふき 憂「あっ…お姉ちゃん」 唯「ん~?」ふきふき 憂「そこは自分で…拭くから///」 唯「遠慮しないで~」ふきふき 憂「///」 な、なに考えてんだろ私… 落ち着いて!わたし! 唯「…」ふきふき 憂「お、お姉ちゃん///」 唯「な~に~」ふきふき 憂「今日は…いい天気だね//」 唯「だね~」ふきふき 唯「憂のおなかぷにぷに~」 憂「///」 唯「へっへっへっ……とぉっ」つねっ 憂「わ//」 唯「憂かわいい~」 憂「お姉ちゃん//」 唯「えへへ、じょーくじょーく」 憂「んもぉ…」 でも、体拭いてもらうのってなんだか気持ちいいなぁ。 唯「終わりだよ~」 憂「ふ~……ありがと、お姉ちゃん」 唯「さっぱりした?」 憂「うん!」 唯「良かった~」 唯「じゃあ、また寝ててね~」 憂「うん」 唯「あ、そうだ」 憂「?」 唯「ねえねえ憂、ここにいるから、ギー太の練習してていい?」 憂「えっ…」 唯「うるさいかな」 憂「ううん、全然いいよ!BGMになるし!」 唯「練習だよ~」 憂「いいよ~!」 お姉ちゃんは練習中に色んな表情をするから、私も見てて楽しい。 唯「んっと……」 ~♪ 唯「ん~……」 ~♪♪ 唯「お~?」 憂「ふふっ」 唯「んー?どしたの、うい」 憂「お姉ちゃん、楽しそうだなぁって」 唯「う~ん……あとちょっとなんだけどねぇ」 憂「頑張ってお姉ちゃん」 唯「憂もね~。早く治ってね」 憂「うんっ!」 ~~~~~~~~~~ 憂「んんっ……ふぁ~…」 もう夕方かぁ。 唯「ふんふん…」~♪ お姉ちゃんはまだ練習してる… 偉いなあ。 憂「お姉ちゃん」 唯「あっ、憂。おはよ」 憂「おはよ~」 唯「熱測ってみよ~」 憂「あ、そうだね」 憂「軽音部入って、お姉ちゃん良かったよね」 唯「うんっ!」 憂「ふふっ♪」 唯「楽しいよ~!憂も入ろうよ」 憂「う~ん…」 ピピピッ 唯「お」 36.9℃。よし! 一晩寝れば明日には学校に行けそう。 憂「36.9℃だよ」 唯「えっ!憂すご!!」 憂「お姉ちゃんのおかげだよ~。ありがとう、お姉ちゃん」 唯「えへへ~。そうかな~」 憂「うん!明日はきっと一緒に学校行けるよ!」 唯「う~い~」 憂「?」 唯「明日は日曜日だよ~」 憂「あっ//」 唯「かわい~憂」 憂「冗談だよ~…えへへ…」 唯「ふふ、じゃあさ、明日、作ろっか!カレー!!」 憂「え…大丈夫かな」 唯「平気平気!!」 憂「そ、そうだよね」 唯「じゃ、明日のために今日は早く寝よう!」 憂「うんっ!!」 唯「あ、憂、お姉ちゃんここにいた方がいい?」 憂「えーっと……」 もうほとんど熱無いし、お姉ちゃんに移ることもきっと無いよね。 じゃあ…… 憂「お姉ちゃん、一緒に……」 唯「ほぉ?」 憂「寝ない?……なんて…えへへ//」 唯「憂……」 憂「だめ、かな…」 唯「…待ってたよ!!寝よう!一緒に!!」 憂「あ、はは…ありがとぉ」 また気遣ってくれたのかなぁ…お姉ちゃん。 そしてまた甘えちゃったぁ。ありがとう、お姉ちゃん。 ~~~~~~~~~~~~~~ 憂「お姉ちゃん」 唯「……zzz」 もう寝ちゃった。色々してくれたから疲れちゃったのかな。 そういえば、最初は私がお姉ちゃんの看病をしてたのに、 気づいたらお姉ちゃんの看病を私が受けてた。 憂「ありがとう、お姉ちゃん」 唯「んにゃ……zz…」 先生にうそついちゃって、そしてお姉ちゃんに甘えちゃって、 迷惑かけちゃったかもしれないけれど、私はこの2日間、 なんだかとっても幸せだった。当たり前だよね。 明日もまた、お姉ちゃんと2人でカレー作り。楽しみだなぁ。 お姉ちゃんと一緒いる時間。 当たり前に続くと思えて、そんなわけは無かったんだ。 それを私に教えてくれたのは、お姉ちゃんだった。お姉ちゃんの歌だった。 でも私は、それが辛いとは思わない。 だって、今、お姉ちゃんと一緒にいれる時間は とても大切で、貴重で、楽しい時間なんだって思えたから。 大切な時間を、大切に使うことができそうだから。 そんなことを改めて気付かせてくれたお姉ちゃんは、 やっぱり私のお姉ちゃんで、掛け替えの無い存在なんだって、 今改めて思います。 憂「ありがとう」 唯「んん……」 憂「これからもよろしくね、お姉ちゃん♪」 唯「…よろしくぅ……zz…」 憂「ふふ♪」 ~おわり~ 戻る
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お姉ちゃんの大学受験合格をお祈りしてお百度参り。 もう半分くらいまで来たかなぁ。 お姉ちゃんは朝から集中して机に向かっているみたいです。 やっぱりお姉ちゃんはやればできる人です! 頑張るお姉ちゃんの為にコーヒーを煎れました。 今からちょこっとだけお姉ちゃんの部屋にお邪魔しようと思います。 憂「お姉ちゃーん、コーヒーいれたよぉ…」 「あっ……あずにゃんずるいよぉ…」 「唯先輩のせいですっ……んっ…」 憂「」 お姉ちゃんと梓ちゃんがベッドの上で抱き合ってる… 唯「あっ、憂~」 梓「!?」 憂「お姉ちゃん…?」 唯「コーヒー!?ありがと憂~」 憂「こ、ここにおいておくね」 唯「うんっ」 梓「…」 お姉ちゃんの反応は普段と全く変わりがないので、 私がなにか勘違いをしているだけ…なのだと思います。 憂「梓ちゃんいつの間に?」 梓「えっ……あは、ついさっき来たところ」 唯「ありがとねぇあずにゃん」 「ありがと」? お姉ちゃんの言葉がいまいち理解できない─── 憂「えっと、何してたの~?」 唯「あずにゃんと愛を育んでましたっ」 梓「ひぇっ…」 あいをはぐくむ? 憂「それってどういう……」 唯「その通りだよ~!あずにゃんかわいい~」 梓「にゃ」 憂「」イラッ 唯「憂も参加しない?」 憂「私は…いいかな」 唯「えー!」 憂「それよりお姉ちゃん、勉強は……」 唯「愛を育んでたらどうでも良くなって来ちゃったぁ」 唯「ずっとこうしてたいね~あずにゃん♥」 梓「にゃ、にゃぁ」 唯「かわい~~!!」ナデナデ 憂「…」 憂「梓ちゃん」 梓「にゃ?」 憂「にゃ じゃなくて」 梓「はっ……ごめん//」 憂「お姉ちゃん、受験生なんだよ?」 梓「知ってるよ……で、でも唯先輩が」 憂「へ?」 唯「私が呼んだんだよ!勉強ちかれたぁ」 憂「そんな……お姉ちゃん軽音部の皆さんと同じ大学に」 唯「それやめたよ~」 憂「えぇ!?」 唯「やっぱ私とりっちゃんは無理~ってことになって~」 憂「そんなことないよ!!お姉ちゃんなら絶対に…」 唯「ううん、現実をみようよ憂。私中学レベルの英語すらできてないのにさ」 憂「…」 唯「澪ちゃんとムギちゃんと同じ所なんて受かるわけないよ」 憂「そんなわけないもんっ!お姉ちゃんなら絶対受かるから!!」 唯「絶対、とかさ……やめてよ。無理だよ。もう疲れたもん」 憂「そんな……」 唯「じゃああずにゃんおいで~♥」 梓「は、はい…」 唯「はい じゃなくて にゃぁ」 梓「にゃぁ…」 憂「梓ちゃん!!!」 梓「にゃ!!?」 憂「こんなお姉ちゃん嫌でしょお!!出て行ってよっ!!」 梓「う、うん……ごめん」 唯「だーめ!!」 憂「えっ……」 唯「あずにゃん、気にしなくて良いよ~。一緒にいよ~」 梓「え……」 憂「…」ウルッ 憂「梓ちゃんのバカっ!!お姉ちゃんの……うぅ…」 唯「バカっていう方がバカなの!!憂のバーカ!!」 憂「…!」ボロ 梓「唯先輩…」 唯「いいの、あずにゃんは黙ってて」 憂「いやだぁ……お姉ちゃんっ…」ボロボロ 唯「なに?」 憂「バカ、なんて…言わに……」ボロボロ 唯「え?聞こえないよ」 憂「バカなんて言わないでっ……ぅぅ…」ボロボロ 唯「ひとのことバカって言ったのは憂じゃん!」 憂「ごめんなさい……」ボロボロ 唯「私じゃなくてあずにゃんだよ」 梓「い、いいですよ…唯先輩」 唯「じゃあ憂は許さない」 憂「許して……っ…うっ…」ボロボロ 唯「じゃあ早くあずにゃんに謝って」 憂「梓ちゃん…ごめんなさい…っ…」ボロボロ 梓「い、いいって…」 唯「んも~。憂のせいで冷めちゃったじゃん」 憂「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロ 唯「じゃあもうさっさと出てって?」 憂「ごめんなさい……」 ガチャン お姉ちゃんに嫌われちゃった…… 2
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第19S成績 25-42-29-27-27-140 シーズンランキング:68位 第20S成績 31-27-30-31-32-220 シーズンランキング:60位 第21S成績 56-61-64-69-63-426 シーズンランキング:44位 第22S成績 85-91-68-72-57-611 シーズンランキング:31位 第23S成績 96-104-95-90-74-777 シーズンランキング:29位 第24S成績 108-111-119-95-109-701 シーズンランキング:28位
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22 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2009/09/12(土) 21 56 32 ID sO78wxyI 「私お姉ちゃんの事、…大好きだよ…」 「…そっか、お姉ちゃんも憂の事大好きだよ!」 私はあの時、ちゃんとお姉ちゃんに告白ー…したつもりだった けど、お姉ちゃんはその告白を愛の告白とは思わなかったみたいで… 「……はぁ…」 「…?憂、何かあった?さっきからため息ばっかり…」 「ううん、何でもないよ」 いけない、いけない…お姉ちゃんに心配させちゃうなんて… あの告白以来私の方だけお姉ちゃんを意識しちゃって… 「憂!」 「なあに?」 お姉ちゃんの声が聞えて、後に振り向くと… 「!!ちょっ…お姉ちゃんっ!?」 お姉ちゃんは私をぎゅっと抱きしめていた 「憂、本当に何もなかったの? 憂が悲しいとお姉ちゃんも悲しいんだよ」 お姉ちゃんは私の耳元でそう言った お姉ちゃんは…ずるい お姉ちゃんはいつもそう、いつも辛い時に 私が一番望んでいた事をしてくれる。 そんなお姉ちゃんだから、 気がついたら私だけお姉ちゃんの事大好きで… でもそんなお姉ちゃんの言葉に甘えて、本当の気持ちを言ってしまったら… こんな風に抱いてもらう事もなくなってしまうかもしれない… 大好きなお姉ちゃん、どうか私の気持ちに気づいてよ
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―――憂の部屋――― ガチャ フラフラッ……ドサッ 憂(やっぱり駄目……か。覚悟はしてたけど……やっぱり寂しいな)ズキッ 憂(お姉ちゃん……そうだよね、私あんなひどい事したんだもん……自分がやられて、慰めてもらおうなんて虫が良すぎるよね……) 憂(仲直りしたかったな……ううん、せめて面と向かって謝りたかったな……) 憂(望めるなら……もう一回……抱きしめて欲しかったな)ポロポロ 憂(憂は自慢の妹だよなんて言って、頭撫でてもらって……)ポロポロ 憂(なーんて、そんなの無理だよね……もう、疲れちゃった……) 憂(これ以上お姉ちゃんを傷付けたくないよ……梓ちゃんならお姉ちゃんを傷付けずに守ってくれるかな?) 憂(夢の中なら、お姉ちゃんと仲直りできるかな……?目が覚めない眠りなら……ずっとお姉ちゃんと一緒にいられるかな?) 憂「うっ……ヒック……お姉ちゃん……ごめんね……ごめんね……」ポロポロ ―――唯の部屋――― 梓『唯先輩……落ち着きましたか?』 唯「うん……ごめんね、あずにゃん」 梓『いえ。やっぱり憂は手を出してきたですか……』 唯「……」 梓『唯先輩、そこは危ないかもしれないです。私の家に来た方がいいんじゃないですか?』 唯「え?……今日は……いいよ。ご飯も用意してあるし……」 梓『……わかったです。くれぐれも気を付けるですよ?』 唯「うん……じゃあねあずにゃん…」 梓『はいです!また明日です!』 唯「憂……どうして……」ガチャッ 梓『ツー…ツー……チッ』 グゥー 唯「お腹減ったな……晩御飯食べよ。スプレーを持ってと……」 トントントントントン 唯「はぁ……おっ、今日の晩御飯は……オムライスだぁー!」 唯「私、ケチャップで字を書くの大好きなんだよね!」 唯「えへへ、何て書こうかn……」 唯「!!!!!!!!!!!!」 お姉ちゃん、ごめんなさい 唯「え……?これ……え……?」 ――― ―――― ―――――― 憂『違うの!何かするつもりじゃないの!暫くこのままでいさせ』 唯『いやあぁぁああ!!』 唯(あ…あぁ…) 憂『……お姉ちゃん……開けてよ…グスッ……話を聞いてほしいの……抱き締めてほしいの……お姉ちゃぁん!』 唯『あ、あずにゃん!?憂が、憂がおかしいの!!』 唯(う……うぅ…う) 憂『違うの!お姉ちゃん…グスッ…話を聞いてほしいの!何もしない!!……何もしないからぁ……』ガチャガチャ 唯『ひっ!来ないで!!どっか行ってよ!!!』バンッ! 唯(そんな……憂は本当に…ただ…私に……) ―――――― ―――― ――― 唯(それなのに……私……私……) 唯「っ!!」ダダッ ドタドタドタドタ コンコン 唯「憂……入っていい?」 ……… 唯「憂、私も憂とお話がしたいの……駄目……かな?」 ……… 唯「ひどいことしちゃったよね……私も……許して……なんて……言えないよね……」グスッ ………オ……ネェ…チャン? 唯「憂?……入るね?」 唯「!!!!!!!」 憂「……」 唯「えっ…?嘘っ……何で……憂ぃぃ、嘘だよね?」 憂「オネェチャン……ゴメンネ…ゴメ…ン…ネ……モウ……ニドトシナイ……カラ……ユ……ル…シテ」ポロポロ 唯「やだっ……やだよ憂!あ…救急車呼ばないと!」 憂「……」 唯「やだっ……やだよ!憂……やだよおおぉぉおぉ!!」 唯「憂いいいいぃぃぃぃい!!」 ―――病院―――― 唯「せ、先生!憂は!憂は大丈夫なんですか!?」 医師「……まだ……予断を許さない状況です……覚悟だけはしておいてください……」 唯「そんな……っ!!」ダッ 看護師「あ!ちょっと平沢さん!」 唯「憂!!やだよ!!!私まだ謝ってないよ!!!」 看護師「落ち着いて!落ち着いてください!!」 唯「死んだりなんかしたら絶対許さないから!!一生……一生許さないから!!!」 医師「妹さんは絶対安静なんだ!静かにしなさい!!」 唯「離して!離してy」スパーン! 医師「妹さんはっ!今闘っているんだ!今だけじゃない!!この状態に追い込まれるまで色んな事と闘ってきたんだ!」 唯「っ……でも!!」 医師「君も……闘いなさい。妹さんは絶対安静なんだ。叫びたい気持ちもわかる、でも今は黙って無事を願うのが君の闘いだ、そうだろ?」 唯「……でも……でもぉ」 医師「何、安心しなさい。私は名医だからね。妹さんの命は今は私が守ってあげよう。そのかわり、無事退院したあとは君が守るんだ。わかったね?」 唯「……無理だよ……」 医師「……えっ?」 唯「だって!憂は私のせいでこんなになったんだもん!!私が……私が駄目なお姉ちゃんだから……」 唯「お料理もできないし、洗濯もできないし……勉強もスポーツも……朝だって起きれないし……」 唯「妹の……!憂の気持にも気づいてあげれなくて!!!!ひどいこといっぱい言って!!ひどい事…いっぱいして……」ポロポロ 医師「……君の妹さんだがね、手術中ずっと「お姉ちゃん」って言ってたよ。麻酔で眠っている時の夢にまで見るほど君の事が好きなんだろうね」 唯「……グスッ」 医師「どんなにひどい事したと思ってても、妹さんにしてみれば君は大好きなお姉ちゃんなんだ。」 唯「う…ん……」 医師「……自分が嫌いなら、自分と闘いなさい。お姉ちゃんには意地があるんだろう?」 唯「……私、頑張ります。駄目なお姉ちゃんだけど頑張ります。だから……憂の事、よろしくお願いします」 医師「うん、何たって私は名医だからね。君の妹さんは治してみせるよ。さ、今日はもう遅いから家に帰りなさい。」 ―――憂の部屋――― 唯「憂……私って駄目なお姉ちゃんだよね……私って最低だよね……グスッ」 唯「うん?……机の上に紙がある……なになに?」 「お姉ちゃんへ」 唯「私に……?なんだろ……見てもいい……かな?」 ――――お姉ちゃんへ―――― 私とお姉ちゃんは小さい時から一緒だったよね?覚えてるかな? 幼稚園に一緒に通ってた時、私がお姉ちゃんと一緒じゃなきゃ嫌だってご飯の時ぐずった事があったよね? その時お姉ちゃんは嫌な顔一つせずに私のところに来てくれて一緒にご飯を食べてくれた 小学生の時、お姉ちゃんが卒業しちゃって私が寂しがってたら、お姉ちゃんは毎日私と一緒に手を繋いで登校してくれたよね 朝も少しゆっくりできるようになったのに「憂のためなら早起きなんてよゆーだよー」って笑ってくれた とっても嬉しかったよ 中学生の時、私が家事をやり始めた頃、私はよく失敗してたよね でもお姉ちゃんはどんな物作っても「憂のならなんでも美味しいよ」って言ってくれた 私が頑張れたのはお姉ちゃんのおかげだよ お姉ちゃんが高校生になって軽音部に入って、とっても忙しそうだったよね ギターも天才だとか言われてたけど、家で誰よりも練習してたの私は知ってる お姉ちゃんのギターの音を聞くのが私の毎日の楽しみでもあったんだよ?知ってたかな? お姉ちゃんはいっつもニコニコして色んな話をしてくれたよね 軽音部の人の話とか、学校であった事とか…… 少し寂しかったけど、お姉ちゃんの話なら何でもおもしろかった いつごろからだったかな……お姉ちゃんの話を聞いても素直に楽しいって思えなくなったのは 今までは二人だけの話題で話せてたのにって、ご飯の時は二人だけの時間だったのにって…… 正直軽音部の皆さんには嫉妬してた お姉ちゃんが誰かに取られちゃいそうで、私のお姉ちゃんじゃ無くなっちゃいそうで怖かった 不安だった、寂しかった だから……ううん、こんなの言い訳だよね 私もどれだけお姉ちゃんが傷ついたかわかったから……謝っても許してもらえない位の事したってわかったから…… 私はもう、お姉ちゃんのそばにはいられないよ…… でも、大丈夫。お姉ちゃんはやればできるって知ってるから それに梓ちゃんもいるしね? 梓ちゃんならきっとお姉ちゃんの事傷付けたりなんてしないよ 最後に お姉ちゃんのこと、傷付けちゃってごめんなさい お姉ちゃんのこと好きになっちゃってごめんなさい 今もまだお姉ちゃんの事が好きでごめんなさい お姉ちゃん、こんな妹でごめんなさい 大好きだよ ―――憂――― 唯「……」ポロポロ ――― ―――― ―――――― ――小学生―― ―浴室― シャー 唯「んー、なかなか今日の心霊特集は怖かったかな?」 憂「お姉ちゃーん……一緒にお風呂入っていい……?」 唯「ん?憂?いいよー、おいでおいで」 憂「うん///ありがとお姉ちゃん」 唯「あははっ、怖い番組見てお風呂に入れなくなるなんて憂はかわいーねー」 憂「だって……怖いんだもん……」 唯「ごめんごめん。今日はお姉ちゃんが体とか洗ってあげるから許して?」 憂「うん!」 唯「髪さらさらだねー、いいなー」ワシャワシャ 憂「えへへ、ありがと///……あ、お姉ちゃん……今日一緒に寝ていい?」 唯「ん、憂は甘えんぼさんだなー。うりうりー」こちょこちょ 憂「ん…あはは、くすぐったいよお姉ちゃーん!!」 唯(結局あの後ずっと一緒にお風呂に入って、一緒に寝てたんだっけ……) ――中学生―― 憂「よ……っと。」ポーン 唯「おぉー!すごいね憂!!天才だよ!!!」 憂「えっ///そうかな?///ホットケーキすぐできるから待っててね!」 唯「うん!楽しみだなー」 憂「お姉ちゃんもいっぱいお手伝いしてくれたもんね!」 唯「えへへ///」 憂「お姉ちゃんもやってみる?案外簡単だよー?」 唯「おおー!やるやる!!」 憂「かるーく上にポーンって感じであげるんだよ」 唯「んっと…そいや!!」ポン ベシャッ 憂・唯「……」 ―――――――――― 唯「グスッ……せっかく憂が作ってくれてたのに……ごめんね……」 憂「お姉ちゃん!大丈夫だよ!!ほらほら、出来てるのが冷めないうちにたべようよ!」 唯「うん……」 憂「パクッ……ん、お姉ちゃんが作ってくれた生地とっても美味しいよ。ほら、あーんしてお姉ちゃん、あーん。」 唯「あーん……パクッ。美味い!!」 憂「良かったね、お姉ちゃん。」 唯「うん!憂の焼き方もとっても上手だよ!!」 憂「ふふっ。あ、お姉ちゃん……」 唯「なーに?」ムグムグ 憂「私にもあーんして欲しいな///なんて……」 唯「お安い御用だよ!!ほら、あーん」 唯(そうだ、憂は甘えんぼさんなのに、私ったら……)グスッ ――高校生―― 唯「それでねー、りっちゃんてばねー」 唯「その時みおちゃんがねー」 憂「あ……今日はお姉ちゃんの好きなカレーだよ……?もういらないの……?」 唯「今日はムギちゃんのお菓子沢山たべたからお腹減ってないんだー!むぎちゃんのお菓子はいっつもおいしくてー……」 憂「……そっか、良かったねお姉ちゃん!ムギさんにちゃんと感謝しなきゃ駄目だよ?」 唯「うん!あ、私ギターの練習するから先お風呂入っててね!ごちそーさまでしたー!」 憂「……うん、頑張ってね!」 唯(私……高校になって上手くやってるって教えたくて……ううん、言い訳だね。最低だなー、私)ポロポロ ―――――― ―――― ――― 唯(私……憂……このまま……お別れなんて……絶対嫌だよぉ) 唯(憂……ごめんね。大事な人がいなくなるのって本当に怖いんだね。私、今初めて憂の気持がわかったよ……) 唯「うっ…ひっく……うぐっ……」ボロボロ プルルルル……プルルルル… 唯「……ん?……あずにゃんからだ」ズズッ ピッ 唯「……どうしたの?」 梓『唯先輩……泣いてたんですか?』 唯「えっ?う、うん少しね」 梓『……憂ですか?』 唯「えっ……?あっ……ちがっ」 梓『隠さなくてもいいです。明日憂と話をするです。唯先輩は何も気にしなくていいです。』 唯「あずにゃん!ちがっ…ブツン」ツーツー 唯(このままじゃ、憂とあずにゃんは仲良くできないよ……憂、あずにゃんに嫌われたらきっと悲しむよね) 唯(でも……どうしよう……憂は……グスッ……あの状態だし……どうしよおおおぉぉぉお)ポロポロ ――3日後―― 唯(結局3日も引き伸ばしてしまった……私ってだめだめだなぁ……) ヴー…ヴー 唯「憂の携帯に着信……?純ちゃんからだ……出なきゃ変だよね……」 唯「もしもし?」 純『ういー?3日もさぼって何やってんの?風邪でもひいた?』 唯「う、ううん!大丈夫だよ!!明日は行けそうだよ!!」 純『おおー、本当に?待ってるよん』 唯「う、うん」(ああああああ!!どうしよう!!!どうしよおおおおお!!!) 純『憂……私は憂の味方だからね?いつでも頼っていいんだよ?』 唯「え……?う、うん」 純『じゃね!楽しみにしてるよ!!』 唯(純ちゃん……あんなに心配してくれるなんていい子だなぁ) ヴー…ヴー 唯「また?……あずにゃんからだ」 唯「もしもし?」 梓『憂?何やってるの?早く学校来なよ』 唯「う、うん。ごめんねあず……さちゃん」 梓『明日は絶対来てくれなきゃ、い や だ よ ?』 唯「うん、明日は……行くよ。」 梓『ふふっ、楽しみにしてるね?ふふふ』 唯「うん、じゃ明日学校でね」 唯(……よし。私が憂に変装して誤解を解こう。それで、憂が帰ってきたらもう一度話しをして謝ろう……それで……) 唯(変わるんだ、私。立派な憂のお姉ちゃんになってやるんだ。それで……それで……zzz)スピー ――次の日―― 唯「うん、完璧!どっからどう見ても憂にしか見えないよ!」 唯「おっぱいにはちょっと物詰めたけど……さて、今日は放課後にあずにゃんとお話だったね」 唯「憂の代わりに授業受けるのもなあ……でも去年やったんだし、わかるよね?よし、お見舞いに行ってから行こう。ちょうどいい時間になるはず」 ――病院―― 唯「そうですか……憂はまだ起きないですか……グスッ」 医師「うん、でも多分大丈夫だよ」 唯「名医だから……ですか?」 医師「ああ、この僕に任せたまえ。ところで、君は制服を着てどこに行くんだい?」 唯「妹の代わりに学校に行くんです。憂の友達が心配してるみたいで……」 医師「なるほど、あまり褒められる事じゃあないが、常識破りは大好きなんだ」 唯「えへへ、じゃ、行ってきまーす」タッタッタッタッタ 4
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このページは、「失踪したいなー」「失踪しちゃったけど、どうしていいかわからん」 そんな方に読んでもらいたいページです。 自分の今の立場に該当しそうな箇所を読めば、少しは役に立つと思います。 ※言うまでもありませんが、決して失踪を「奨める」わけではありません。実行は自己責任でお願いします。 ※内容に「異議あり!」と思われた方は、内容の書き足しや訂正をお願い致します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ● 未成年か?成年か? 未成年の場合、よほどうまく痕跡を残さずに生活を送らないと 警察の捜査、強制送還という流れになります。数日の家出程度ですら捜索されたりします。 以下の長ったらしい文章は、成人の方向けになります。 ● 失踪したい理由は何なのか? Ⅰ:犯罪による警察からの追跡から逃げるか、 Ⅱ:単純に人生をやり直したいのか、 この2点の違いは天と地ほどの差があります。 以下でそれぞれに関して詳細に説明します。 Ⅰ:犯罪による警察からの追跡からの逃げ 運です。申し訳ありませんが逃げれない確率が高いでしょう Ⅱ:失踪して人生をやりなおしたい! 「こわい。生活は大丈夫だろうか。」心配は尽きないと思いますが、 しかし、やる気しだいでは、とても簡単に人生をやり直すことができます。 ただ、人生をやり直す熱意、気持ちが無い方は、あまりおすすめしません。野垂れ死ぬのがオチです。 0 失踪宣言書の作成 これを部屋においていかないと、警察に大規模に捜索されたりします。 必ず作成して、部屋の目立つ位置に置いておきましょう。 詳しくは書き置きの作成を参照してください。 1ーA. 失踪時の持ち物(これだけあれば超絶に容易です) ・ありったけの現金(20万はほしい) ・免許証などの個人情報証明書とハンコ ・退職時の一連の書類(特に離職票Ⅰ・Ⅱ) ・リュックサックにいくつかの下着を詰め込んでおく) ・転出届(これは、あらかじめ失踪先でマンスリーマンションなど住所を確保しておく必要があります。) これらがそろった上での失踪は、もはやただの引越しと変わりません。 唯一変わるのは、関わった人間関係を全て、断ち切れる、環境が一新することぐらいです。 あとは住民票の作成をするぐらいでしょうか。 1-B 失踪時の持ち物(最低限。準備とか、精神的余裕の全く無い方。こういった方が多いかと思います) ・ありったけの現金(20万はほしい) ・免許証などの個人情報証明書とハンコ ・リュックに下着を詰め込む これだけで失踪は可能です。問題は失踪後です。 ① とりあえず雨風を凌げる場所の確保 事前に調べて置ければいいのですが、さしあたりマンガ喫茶、ビジネスホテルなどで しばらく滞在すればいいかと思います。野宿は、危険ですが、やりたい方はどうぞ。 ② 携帯電話の作成 いざ失踪先に到着したあなたは、まず携帯電話を作成しましょう(失踪する覚悟があるなら、今までの携帯は捨てているはずです) 免許を見せれば、簡単に作成できます。0円機種なんかもありますので聞いてみましょう。各種連絡・就活に必須のツールです。 さて、ここから下は「お金・生活の確保」のためのアクションの説明です。 ③ 住民票の作成 次に、住民票の作成を行うべきです。これがあるのと無いのとでは社会的生活の難易度が桁違いです。 住民票を作成すると家族に失踪先がバレるようですが、犯罪歴の無いあなたは別にばれても問題ないでしょう。 住民表作成のためには、最悪でもマンスリーマンションやドミトリーに住んでいる必要があります。(カプセルホテルだと駄目) 必要書類は、以前居た市町村の「転出届」。市町村にもよりますが、郵送してもらえる場合が多いです。 「転出届」さえ手に入ればこっちのものです。あとは失踪先の市役所へ行って、転入届・住民票の作成を行うだけです。 これで、晴れて失踪先の市民になることができ、堂々と就職活動が可能です。 【住所が無い、という恐怖は、失踪者ならではの大変貴重な経験ですので、住民表が作成できたときは、本当に嬉しいです。 水面下からようやく顔だけ出せた気分になります(社会的立場として)。自分の中で大きな自信の1つとなるとい思います。】 同時に、国民健康保険、国民年金の手続きもすることになりますが、こちらは各個人の判断で、役所の人の指示に従ってください。 ※ 失踪先が家族や警察にばれると困る方は、逆に絶対に住民票を作成しないでください。 ④-1 ハローワーク(求職者支援センター)の利用 働くために、ハローワークへ登録する必要があります。ハローワークへ行きましょう。 ハローワークは、仕事を紹介してくれるだけでなく、人によってさまざまな「救済措置」の提案をしてくれる場です。 「求職者支援センター」なとどいった名称の窓口が大体あるので、そちらで身の上話を赤裸々に告白しましょう(失踪したことも含めて)。 すると、現時点の貯金や離職の状況などから、さまざまな救済措置が提示されますし、場合によっては非常に協力的にサポートしてくれます。 ぜひ精力的に求人に応募してください。 ※ もちろん、コンビニなどに置いてある求人雑誌から応募するのもありです。 ④-2 雇用保険(=失業保険)をもらう さしあたり紹介されるのが、この雇用保険だと思います。 大原則として「前の会社に1年以上勤めていた」場合、今失業中にいくらかの給付金が出ます(ざっくり月12万円程度)。 ただ、こちらの条件に当てはまらない場合でも、さまざまな特例が用意されているので、ハロワや求職者支援センターで要相談です。 「離職票」(会社を辞めた証拠となる書類)が必須ですので、これは会社から取り寄せる必要があります。 勇気を出して、会社に連絡して、一言謝罪を添えながら離職票の郵送を希望してください。(自分の場合は、むしろ激励してくれました) ④-3 職業訓練を利用する 職業訓練(=基金訓練)という制度があります、これは、PCの扱い方やビジネスマナー、介護に関する知識など、 就職(就職後)に役立つ「授業」を開催してくれる、というものです。 大体は半年間の授業なのですが、月に10万円(扶養者がいるなら12万円)給付されます! ④-Extra 生活保護、再就職手当 筆者は未体験ですが、こういった救済措置もあるようです。 行動を起こす順番として、①→②→③→④→⑤を推奨します。というか、この順番でないとそれぞれの段階を実行する権限が無いことになるので。。。(実体験談) ・重要な概念 *行政は、自ら動くものには積極的に救済措置を提供しますが、その逆は逆だそうです。 職員の方に力説されました。 ⑤ そして新しい人生の始まり。 やがて、新しい職場も決まり、住宅手当などを利用しながら、普通のアパートで暮らせるようになると思います。 もう怖いものは何も無いはずです。何しろ一度住所不定者になってるわけですからw思いっきり人生謳歌してください^^ ※ 更に詳しく色々知りたい方は、[[インデックス http //www6.atwiki.jp/runaway/pages/1.html#index]]内の各項目を参照ください。 【このページの筆者情報】 25才男性、独身(2010年時点) 会社に9ヶ月勤めたが、青年期にアイデンティティの形成に失敗し、 精神病になり、自分の人生に対する疑問、違和感を払拭したくなり、 誰にも言わずに2010.12月頭に突然失踪。当然、家族や職場には全く報せていません。 失踪時の持ち物はⅠーBに相当。(携帯電話は捨てました) 住民票を作成したことで親族に新しい携帯の番号がばれたが、一瞬で着信拒否登録。 (医者によると、自分の場合親(とくに母親)がアイデンティティ形成の阻害要因であると考えられたため) 夢を探しながら、現在精力的にハロワやタウンワークで1日に3件ほど面接中。 そして第一志望のバイト先に採用され、日々けっこう楽しく働いてます!疲れるけど。 2013.3.11 失踪から2年と数ヶ月が経ちました。 1年半ほどフリーターをして、現在はとある会社で正社員としてがんばってます。 昔からやりたかった仕事で、やりがいを感じながら働いてます! 2016.6.3 副社長として頑張ってます!会社はまだまだ不安定だけど、 失踪経験を糧に、最弱を知る人間としてがんばります!! 2018.2月~ 前の会社はまさかの解雇… 果たしてどうなることやら こんな自分の経験が、自分と同じような境遇の方の参考になれば、望外の喜びです。 (2011.4.3 本文執筆) 投票 投票をお願いします 選択肢 投票 役立った (4905) 役立たなかった (289)
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澪「うん?」 律「だからお姉ちゃんが欲しいんだって」 澪「いや物理的に無理だろ」 律「細かいことはいいんだよ。ようは雰囲気さえ出れば」 澪「雰囲気って・・・」 律「誰かにお姉ちゃん代わりになってもらう!」 澪「ムギとかか?」 律「ムギもいいんだけどな。どっちかと言うとお母さんって感じしないか?」 澪「あー、なんかわかるな」 律「かと言って唯はな・・・」 澪「唯は実際お姉ちゃんだしいいんじゃないか?」 律「私は頼りになるお姉ちゃんがいいの!」 澪「さりげなくひどいぞ」 律「しっかりしてて、優しくて、私の代わりに宿題をやってくれるような人いないかなぁ」 澪「わがままな奴」 律「・・・澪」 澪「なんだ?」 律「澪がお姉ちゃんになってよ」 澪「いや」 律「なんでだよ。こんなに可愛い妹が出来たら澪も嬉しいだろ?」 澪「自分の宿題やらせようとする妹なんか要らない」 律「ケチ!もういい帰る!」 澪「ん、またな」 律「・・・」 澪「・・・」 律「・・・」 澪「帰らないの?」 律「澪がお姉ちゃんになるまで帰らない」 澪「どっちだよ・・・」 律「私はここを一歩も動かないぞ!」 澪「好きにしろ」 律「・・・」 澪「・・・」 律「・・・澪」 澪「今度はどうした?」 律「トイレ行きたい」 澪「行ってきなよ」 律「いや」 澪「漏れちゃうぞ」 律「澪が首を縦に振るまで動かない」 澪「はぁ・・・」 律「・・・」 澪「わかったよ。だからトイレ行ってきな」 律「うん!」 澪「・・・現金なやつ」 律「ふぅ、危なかったぁ」 澪「まったく、膀胱炎になったらどうするんだ」 律「澪がお姉ちゃんになってくれるなら膀胱炎ぐらい安いもんだよ」 澪「なんだよそれ」 律「エヘヘ、お姉ちゃ~ん」 澪「ちょっ、こら、どこ触ってるんだ」 律「ん~、澪は可愛い妹を叩くのかなぁ?」 澪「く・・・」 律「優しいお姉ちゃん大好き~」 澪「調子にのるな」 律「いたっ!」 澪「大体、姉妹になってなにするんだよ」 律「そうだなぁ、一緒に遊んだり」 澪「うん」 律「一緒にお風呂入ったり」 澪「うん?」 律「一緒の布団で寝たりするんだよ」 澪「それは姉妹じゃなくて恋人じゃ・・・」 律「何言ってるんだよ。恋人だったらもっと・・・」 澪「あーあー、言わなくていい、言わなくて」 律「と言うことで遊ぼうぜ!」 澪「遊ぶって言われてもな、トランプくらいしかないぞ」 律「いいよそれで、ババ抜きしよ」 律「うーん・・・」 澪「早く選びなよ」 律「ちょっと待ってよ・・・」 澪「ほらー、早く」 律「見えた!右だ!・・・なぁー!」 澪「ふふ、私の番だな」 律「ねぇ、お姉ちゃん」 澪「ん?」 律「こっちの取って」 澪「そんな時だけお姉ちゃんって呼ぶな!」 律「お姉ちゃん・・・」 澪「・・・」スッ 律「わぁー、お姉ちゃん大好き!」 澪(・・・ずるい) 澪(結局全部負けた・・・) 律「さー、次はお風呂だな」 澪「私は後でいいから、先に入ってきなよ」 律「えー?やだ!一緒に入るって言っただろ!」 澪「本気だったのか・・・」 律「ほら行くぞー」 澪「こら、引っ張るな」 律「ふぅ、生き返りますなぁ」 澪「おっさん臭い事いうなよ」 律「・・・ねぇ、お姉ちゃん」 澪(来た!) 律「背中洗って欲しいなぁ」 澪「どうせ頷くまで言うんだろ、洗ってあげるよ」 律「やったぁ!」 澪「馬鹿!立つなら前隠せ!」 律「姉妹なんだからいいだろー、よいしょっと」 澪「まったく、お前の中の姉妹像を見てみたいよ。ほら洗うぞ」 律「あぁぁん、気持ちいぃぃ」 澪「変な声出すな」 律「ふぅ・・・澪に洗ってもらうなんて久しぶりだな」 澪「どうしたんだ急に」 律「ちょっと小さい頃を思い出してさ」 澪「ふーん・・・律、流すぞ」 律「はぁ、気持ちよかったぁ。お姉ちゃんの背中も洗ってあげるよ」 澪「いや、私はいいよ」 律「いいからいいから」 澪「ちょっと・・・強引な妹だな」 律「エヘヘ、お客さんどうですかー?」 澪「あー、確かに気持ちいいな」 律「だろ?ほらほら」 澪「胸もむんじゃない馬鹿律!」ゴチン 律「いてっ!」 澪「お風呂入ったのに逆に疲れた気がする」 律「そうかー?私は楽しかったぞ」 澪「お前のせいだろ」 律「さて、後は一緒に寝るだけだな」 澪「・・・聞いてない」 律「もっと詰めてくれよ」 澪「シングルなんだから仕方ないだろ」 律「そうだ、こうすれば。ぎゅー」 澪「ちょっと律」 律「エヘヘ」 澪「まったく・・・」 律「・・・澪」 澪「ん?トイレか?」 律「ううん・・・今日はありがとな、私のわがままに付き合ってくれて」 澪「なんだそんなことか、律のわがままは今に始まったことじゃないだろ」 律「澪はお姉ちゃんじゃなくても優しいな」 澪「律がそんなこと言うなんて珍しいな」 律「なんでだろ、自分でもわからないや。そろそろ寝ようか」 澪「そうだな・・・おやすみ律」 律「おやすみなさい、お姉ちゃん」 終わり 戻る
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お姉ちゃんと明人(その1) 2007/04/23 お姉ちゃんと明人(その2) 2007/06/27